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平成17年5月15日(日)午前10時〜12時半、片倉台小学校体育館で、 第31回定期総会が開催された。今年の総会での最大関心事は、長年懸案の自治会費の値上げ問題であった。
総定足数:1650、総会成立定足数:850(50%)、委任状・書面表決書を含めた出席者数:1137(69%)。当日出席者は、例年とあまり変わらず231名(14%、班長を含めた役員数は約130とすると、一般出席者は約100名)。 |
特に取材のポイントとして、総会出席者の生の声を載せることにしていた。取材人数の関係で、多くは聞くことはできなかったが、開始前に何人かのコメントを取れた。 |
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- 住人だから。
- 住人として、当然の義務。
- 班長なので。
- 副ブロック長なので。
- 昨年、委員だったので、総会の主旨を見届けようと来ました。責任です。
- 毎年、欠かさず来ています。
- 今まで、欠席したのは一度ぐらいです。
- ブロック長で、防犯関係の担当でしたので大変でした。ホッとしています。
なぜか班長などの責任がある方の声が多かったが、中には熱心な一般出席者もかなりいたと推察される。 |

定刻より5分遅れで、10時5分司会者により開会が宣言された。
先ず、議長:星野明氏、副議長:尾頃正信・横倉美智子氏、そして書記:市原延行・加藤利惠子氏が選出されて議事に入った。初めに活動報告、そして議案提案と承認と進行した。定刻より30分超過の12時半無事総会は終了した。
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各委員会の活動報告
菅野会長から各委員会の主な活動が報告された。
特に16年度で目立ったものとしては、 |
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- ゴミ有料化への対応PRと会員の多様な意見を反映させた。
- 街路灯の42基の取替・更新をした。
- 敬老祝品配布の年齢基準を変更した。
- 打越公園下窪地の新しい業者の開発申し入れに対して反対のスタンスで対応した。
- 赤十字片倉台分団との連絡協議会を持った。
- 高齢者の交通安全啓蒙を行なった。
- 福祉ネットワークの広報・ボランティア募集活動を随時行なった。
- 地域ふれあいサロンの開設を自治会事業の一部として検討中。
- ホームページも地域住民に役立つ情報を記載するようなった等。
活動報告に対して、質問も無く議案の提案と承認に入った。 |
議案の提案と承認 |
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1号議案(平成16年度決算報告、監査報告)
植谷会計より報告され、監査結果は市川監事より適正との報告があり、質問もなく承認された。
- 自治会館の使用料収入増が全体の減をカバーしている。
- 運営費、委員会活動費、特別組織経費等節減で、次期繰越金を増やすことが出来た。
2号議案@組織規程の一部改正:選挙管理委員会を2ブロックから1人を3ブロックから1人に。
2号議案A自治会費規程の一部改正:会費値上げ、平成18年度から4200円に。
2号議案B会館使用料の改正:会議費・防音室をABCホール・和室と同じ料金とし、室の変更を容易にした。葬儀の1日使用料金を新設。会員外の使用料金の改正(100円プラス)。
@AB一括して内海副会長より提案された。@Bついては質問はなかったが、Aについては厳しい質問があった。値上げ問題に対する反対というよりは、未加入者の問題について取り組んでいくようにとの強い要望を、受け止めていくとの回答があり最終的に承認された。
この段階で、予定の12時を回っており、退席される方が多くなってきた。その後は、質問もなく、無事議事は進行した。

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3号議案(平成17年度役員選任)
石田選挙管理委員長から提案され。
質問もなく承認され。間宮氏は新たに立候補された。
菅野会長から新役員紹介と退任された役員への慰労の言葉があった。 |
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新役員 |
会 長 |
菅野 泰好 |
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副会長 |
藤野 豊 内海 斅一 田中 泰慶 |
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会 計 |
海野 洋一 神谷 好子 |
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理 事 |
田中 猛 山口 幸男 間宮 健 下村 逸治
阿部 美保 半田 憲治 石塚 浩保 清野 利明
金田 正 新井 清忠 |
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退任役員 |
会 計 植谷 昌司 半田 憲治さんはHP委員会専属に。 |
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総 務 平岡 義宏 福 祉 下山 喜広 文化体育 相馬 広子
お祭り 錦織 達也 |
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4号議案@(平成17年度活動計画)
菅野会長から各委員会の主な活動予定が報告された。特に、重要な課題として、
- 事業改善の一環として、自治会業務の検討をする。
- 会員からの意見・提案等を投稿してもらう声欄をホームページと連携して設ける。
- 会員有志による『カーパトロール隊』を結成する。
- 開発計画が進んでいる窪地への対策委員会を改めて立ち上げる。
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- 業者は開発計画の認可を急いでいる。
- 市は、公園から旭ヶ丘に通じる道路は住民からの要望がなければ認可しないと発言している。
- 開発が始まると、埋め立てのダンプが非常に多く入ってくる。
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- 交通指導員の増員と備品の整備拡充する。
- 公園に順次防災倉庫を設置する。
- 高齢者を支える地域活動(地域ふれあいサロン)へ協力していく。
- ホームページの内容改善・速報性向上のボランティア体制の強化等。
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4号議案A(平成17年予算)
半田会計から活動予定に従った予算が説明された。値上げは、平成18度からという念押しがあった。
- 収入は微減である。反対に運営費、委員会費特別経費等いずれも増加していているので、マイナス予算であるが、繰越金でカバーしている厳しい財政状態。
@Aとも質問もなく、承認された。 |

議事終了は、予定より30分越えて12時半になっていた。田中副会長の閉会の辞ですべて終了して解散となった。ここ数年の総会に対して、今年度は比較的平穏であったとのこと。
自治会役員、出席者とも片倉台自治会の活動を守り、さらに良くしようとの強い情熱が伝わってきた総会であった。 |