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幸せの王国ブータンへの旅

矢野 政顕

 2018年春「ブータンの山里を歩く」というツアーに参加し、国際空港のあるパロに3泊、首都のティンプーに2泊して周辺の山里を訪ねてきました。

1.親日の国ブータン

 ブータンは九州と同じぐらいの面積で、人口は八王子市より少し多いぐらい(約75万人)で、チベット仏教の一宗派を国教としています。日本とは1986年に外交関係を樹立しています。

 ブータンでは観光が貴重な外貨獲得手段の一つとされております。国が旅行費用を決め、その決められた費用を外国観光客が(ツアー会社を通して)ブータン政府に納めることにより、査証が発行されます。査証には、他国のビザと異なり、旅行の日程、宿泊ホテル、訪問先等が記載されています。現地のツアー会社は政府から費用を受け取って観光客を案内しているとのことです。

 ダショウ西岡京治

 ブータンと日本の関係で、まず語られるのがダショウ西岡京治さんです。西岡京治さんは、日本と外交関係が樹立される以前の昭和39年(1964年)コロンボ・プランの農業園芸専門家としてブータンに派遣され、1992年3月21日に現地で亡くなられるまで、28年間同国の農業分野の発展に多大な貢献をされました。  

 1980年9月4日、国王よりブータンの最高栄誉である「ダショウ」の爵位を、外国人として初めて授与されています。ブータン人が日本人に友好的なのはダショウ西岡に負うところが大きいと思われます。

 彼の話は日本の中学校の道徳資料集「中学生道徳 あすを生きる」と、英語教科書「TOTAL ENGLISH 3」に採用されています。パロの丘の上にはダショウ西岡を記念して西岡チョルチェン(仏塔)が建てられています。







   
 西岡チョルテンの岡からブータン唯一の国際空港であるパロ国際空港(海抜2,235m)が望めます。土地柄高い山に囲まれ、電波による航空管制ができないため昼間の有視界飛行のみで離着陸が行われています。当然夜間、悪天候時には運行されません。この空港への発着は極めて熟練を要するとされ、You Tubeには“スリリング”な離着陸の映像が流されています。



パロ国際空港

   

2.パロ・ツエチュ祭

 パロ・ゾン(城塞建築)のすぐそばのデヤン広場で開催されるブータン最大のパロ・ツエチュを見学しました。色鮮やかな仮面舞踏など賑やかな祭りでした。翌朝パロ・ツエチュ祭の最終日に開帳される大掛仏トンドルを見学しました。


パロ・ゾン 




パロ・ゾン内














パロ・ゾンのライトアップ


大掛仏トンドルは早朝に開帳され、日の出前に格納されます。




現地ガイドと共に

3.タクツアン僧院ハイキング

 高僧パドマサンバヴァが瞑想したというチベット仏教屈指の聖地タクツアン僧院までのハイキングは、往復6時間かかりました。タクツアンは「虎の巣」という意味で、断崖絶壁に貼りつくように建つ僧院の姿は圧巻です。


正面の山の中腹に僧院が建っています。










赤い花は石楠花です。


タクツアン僧院到着

4.チリ・ラ(峠)およびドチュ・ラ(峠)ハイキング

 ブータンの国道最高地点チリ・ラ(峠 海抜3,988m)周辺ハイキング、およびドチュ・ラ(峠 3,090m)周辺をハイキング。

チリ・ラ峠
ルンタとダルシンが風になびいています。






ドチュ・ラ峠








5.民家訪問

 民家を訪問し、伝統の焼石の風呂「ドツオ」に入浴、ブータン衣装ゴ(男性)、キラ(女性)の着付け教室、ブータン家庭料理の夕食を体験しました。




外に張り出している部分に焼け石を入れて、温度を調節します。




男性用は「ゴ」、女性用は「キラ」。
ブータンで働く人の制服となっています。


仏間



6.首都ティンプー

 1955年に恒久的な首都となり、街づくりが進んでいます。


ティンプーの全景


交通制御が行われているブータン唯一の交差点


1972年にナイロビで客死した第3代国王のメモリアル・チョルテン


タシチョ・ゾン。ブータンの政治と宗教を司る、国の中央政庁


入り口の左が政府、右が僧院





(2022年1月26日記)
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