八王子市片倉台自治会自主防災隊 
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平成30年度 スタンドパイプ操作体験訓練/片倉台打越公園

●8月19日 13:30より片倉台打越公園にてスタンドパイプの操作訓練を実施した。
八王子消防署北野出張所の3名の隊員の指導をうけ近隣住民など22人が参加しマンホールの開錠開閉・スタンドパイプの装脱着・ホースの装脱着・送水開栓開閉・放水銃の操作ジェット放水噴霧放水体験した。
●大地震などにより消防車が到着が遅れたり来られない場合を想定して住民自ら消火栓を使用して放水消火にあたる装置がスタンドパイプです。
通常3~4人でスタンドパイプ操作担当・放水担当・安全監視伝令担当でチームを組みます。
●住民による消火は安全の為、消防隊が到着したら終了して消防隊に引き継ぎます。
●スタンドパイプが使用出来るのは道路上にある消火栓と排水栓で消火栓は道路上に黄色の〇又は□で囲まれた標識で示されています。
●消火栓の水は水道水なので大災害時には飲料水としても使用出来ます。
●スタンドパイプの使用は東京都が水道管の使用許可・消防庁が消火栓使用の許可をすることで一般市民の消火栓使用ができる事になりました。
●自治会にはこのスタンドパイプが2セット会館倉庫に備蓄されており、災害時には自主防隊員がセットされた台車を引き現場に駆け付け消火にあたる。隊員が不足の場合は現場近隣の住民の支援協力を得て受け消火にあたります。このため自主防隊員以外の住民の皆さんにもスタンドパイプについての知識といざという時の消火活動に支援協力して頂きます。
●通常の火災では消防署が行いますので自主防は消火活動は行いません。
 

訓練会場の打越公園傍の消火栓に集合


訓練会場での放水体験


スタンドパイプの使用方法と注意事項説明を受ける
スタンドパイプ・ホース・スピンドルハンドル・十字カギ・放水銃の4点セットが台車に積載


消火栓とは(消火栓マンホールの説明)道路上に丸形と角型の黄色枠で表示されている


スタンドパイプ操作順序
1:消火栓マンホール蓋の開錠 ・緑の十字カギを蓋の鍵穴に差し込む


マンホールの蓋を引き上げ引き出す


蓋は一杯に引き出し通常は歩道側に置く(消火作業の邪魔にならぬようにする)


マンホール内の様子 ・戸水〇と吐水栓□が見える


スピンドルドラーバーを吐水栓に挿入して左に若干開き吐水口からの吐水を確認


一端吐水栓を閉めて吐水を止め、スタンドパイプを吐水口に挿入装着する


消防ホース継ぎ手金具(メス)をスタンドパイプ継ぎ手金具(オス)に挿入装着する


延長ホ―スの接続・20m/1本最大3本迄接続可能(60m)


スタンドパイプにホースを挿入装着したら放水担当から開栓合津を待つ


ホース先端の継ぎ手金具(オス)に放水銃の継ぎ手金具(メス)を挿入装着する
放水準備完了したら開栓(送水)合図を出す(手を垂直に上に上げる/伝令に指示する)


放水担当からの合津を受けスピンドルドライバーを左に一杯回し開栓(送水)する


送水を確認出来たら放射銃ノズルを回転させ放水を開始する/放水・ジェット/噴霧・停止


大災害時の火災現場には誰が協力できるか分からない万一に備えて皆さんが体験


体験訓練の最後は機器の回収と清掃(ホース巻と洗浄)


   
   
   
   
   

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