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 新そばの会/そば打ち実演開催/2018/10/08
片倉台自治会館
 プロのそば打ちの実演を見学しながら新そばを食す会が自治会館で開催され40人が参加し新鮮な蕎麦を堪能した。この催しは理事の森さんが企画し北野台2丁目36にある蕎麦店「鷹之羽」店主の 原田さんと同好仲間の増田さん、中野さんと自治会より10名のスタッフが協力し開催された。
そば打ち実演はまず、
1:素材(そば粉・小麦粉・打ち粉)
2:そば打ち道具(ふるい・こねばち・のしだい・のし棒・巻棒・まな板・包丁など)
3:茹で・洗い・盛り付け道具(大鍋・すくい網・洗い桶・せいろ・つゆいれ・薬味皿など)
これだけでも準備するのは一般には大変だが殆どお店から運ばれた。

まず
1:そば粉はふるい(篩)でだま(玉)をとり、天候気温湿度に応じた水加減を検討して当日は素材の40%と決め1kgのそば粉(そば粉800g小麦粉200gの二八そば)に対して400ccとの事。
2:そば粉と小麦粉を両手で十分に攪拌均一にして軽量した400ccの水をすこしずつ加えて
両手の指ですくいまわしながら攪拌する。水回しと言うそうだ。
この工程が重要でこねずにさらさらのパチンコ玉程度の大きさになるまで丁寧に攪拌していた。
3:出来た2をまとめて大きな一つの玉に纏めて仕上げていく。括りというそうだがこの作業も非常に難しそうだ。
4:ここから練りの作業に入るがこれはまた素晴らしい技術が見られた。両手に包み込まれた玉を体重をかけ満遍なく押し延ばしていくと次第に艶がでてくる。
5:この玉(どうともいうらしい)の中の空気を抜くため菊もみという技術で仕上げていく。これ美しく見事だ。さらにもみながら円錐形状に仕上げていく。これをさかさにしておしつぶして15cm位の 饅頭形状に形を整え 伸し作業を待つ。
6:ここから麺体をつくる作業に入る。伸し台にこの玉をおき両手平を使い円形を大きく伸ばして25cm〜30cmになったら伸し棒で大きく円形状に均等に伸ばしていく。
7:50cm程度になったら巻棒で伸しながら円形から四角形状に伸しを変えていく。
8:一辺が80cm程度になったら伸しは終了
9:そば切りに備えて麺体を巻棒で巻き取りながら折りたたんでいく。
10:まな板・小間板を使い専用包丁で1.5mm間隔でリズムよくきっていく。約30切りで一束で一食分だそうだ。一束ずつ蕎麦箱へ並べていく。プロだから出来るが素人は2mmでも無理だ。
11:茹では非常に大切でゆで時間と冷水のシメ・洗いが麺の太さ・量・湯量・加熱力など熟知してないとせっかくの蕎麦の美味しさが生かされない。
12:そして最後はきれいな盛り付け、薬味類も大切だ。

この幸運を味わった40人の皆さんがうらやましい!!

そば打ちを見学する皆さん
 

打ち立てのそばを早速試食する、勿論蕎麦湯つきです。



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更新日:2017年4月24日
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