自主防災隊 防災減災のひろば  SEASONS PHOTONEWS
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自主防のスタンドパイプ操作体験訓練

平成28年

12月4日 自治会館前にてスタンドパイプの操作体験訓練を実施しました



◆八王子消防署の指導により自治会長・片小校長・自治会役員・公園リーダー・自主防災員など20人が体験訓練に参加しました。
◆スタンドパイプとは大災害時に消防隊の到着が遅れたり出動出来ない場合に住民が道路上の消火栓や排水栓を使用して消火活動をできるようにした器具で最大20mのホースを3本接続して60先まで放水する事が出来ます。
◆ 又災害時に消火栓を使用して飲料水を供給する事も出来ます。

尚当日は、備蓄品のカセットボンベ用ガスストーブ(2台)の点検を実施しました。LPガス用ガスストーブは接続ホースが付属されてなく無く早急な対応が必要。
 
会館前で会長挨拶

〇全員でスタンドパイプセットを台車ごと火災現場直近の消火栓まで搬送する
〇台車から器具を降ろす
〇スタンドパイプ・蓋開閉器(十字棒)・スピンドルパイプ・ホース・筒先の確認
〇指揮者・放水員・補助員・消火栓操作員(4名が望ましい)
〇怪我防止の為、ヘルメット・手袋を装着
〇指揮者は周囲の安全を確認・ホール内への転落防止・通行人の危害防止
〇放水員はホースの接続延長・筒先接続・放水を担当
〇補助員は伝令・放水員の補助
〇消火栓操作員は消火栓蓋の開閉・吐水確認・スタンドパイプの装着・ホースと接続
〇目視できない間合いはバルブの開閉・放水の開始終了合図は伝令員が行う
〇終了後は全員協力して片づける

 1:消火栓蓋を開ける

十字棒を鍵孔に挿入、蓋を持ち上げる

1-2:鍵穴が2か所の場合は交互に開ける

 非常に重いので注意

 2:蓋が落下しない場所まで移動する

蓋を落とさぬ様に十分注意


開閉バルブ・吐水口を確認


 
 スピンドルドライバーを開閉バルブに挿入

スピンドルドライバーは終了迄危険防止の為抜かない。種類により蓋の倒れ込みによる危険防止


 スピンドルドライバーで少し開栓・吐水確認

吐水が確認できれば一端閉める




スタンドパイプに媒介金具を装着

媒介金具をスタンドパイに装着する(通常は装着したまま格納しておく)





 
媒介金具の脱着確認 
装着後引っ張って脱着を確認する


スタンドパイプの装着準備
 
下部の金具をバルブに装着

スタンドパイプをバルブに装着
 
上部の把手を引き装着を確認
ホース接続金具(メス)持ち



ホース金具とスタンドパイプの装着

 装着したら脱着確認


 ホースの曲がり・ねじれに注意

装着後に装着金具付近のホースの曲がり・ねじれがない事を確認


ホースの延長接続
 
放水員・補助員はホースの延長接続・脱着確認



ホースの延長

ねじれ・曲がりがない事を確認
 
開栓準備完了待つ

 放水員からの開栓開始OKの合図待つ・1

放水員からの開栓OKの合図を待つ・2 
開栓は徐々に行う

放水開始の合図で開栓開始

 開栓開始は徐々に行う




放水員からの開始OKで開栓

異常がないかホースを見ながら開栓する






 
開栓に異常がなければバルブを全開する

 






伝令員は各担当員からの伝令に走る

火災現場は騒音や操作員の位置関係から目視出来ない事や、声が聞こえない事を想定して伝令員は重要な役割を持つ
 放水の模様を見る
 
 放水姿勢・1

筒先をしっかり保持

放水姿勢・2
 
水圧で振り回されないように補助員が付く
筒先は閉栓まで絶対離さない(危険防止)


 放水時の安定姿勢

放水終了を伝令員に伝え、伝令員からの閉栓合図の連絡を待つ間は筒先をしっかり保持
ホースの減圧を確認したらホース内の水を放水する
筒先を外す
ホースの接続を外す
スタンドパイプの装着を外す


 十字鍵で蓋を引き寄せる


蓋をスピンドルドライーバー位置迄移動

 
 蓋を溝に合わせる

この状態迄スピンドルハンドルは抜かない
蓋の落下防止の為。この後スピンドルドライバーを抜き、十字鍵で蓋を占める

 ホースの片づけ

放水員と補助員はホースを二重巻にたたむ



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制作文責校正:HP部会関町佳寛
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