八王子市 片倉台自治会 HP部会
更新:2014/11/12 09:41:44
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この訓練の模様は「防災情報新聞」で報道されてます。

平成26年度 合同防災避難訓練

概要
実施日:平成26年10月04日 午前8:30〜11:30
メイン避難場所 会場:片倉台小学校校庭
主催:片倉台自治会と市立片倉台小学校
対象:片倉台自治会全世帯 ・片倉台小学校 全児童と教職員

片倉台地域の8公園に避難集合し安否確認後に集団にて片倉台小学校に避難し、会場で消防隊員の支援により救急・救命・救出担架搬送・消火器操作・煙ハウス・はしご車などを体験した。又6年生の児童はアルファ化米炊出しを赤十字奉仕団の支援を受けて体験した。



大災害時には 「身も守る」 「火を消す」 「家族の安否」 「脱出避難」
出来るなら「 救出・ 救命 ・応急手当・担架搬送 避難支援」

第4回目の避難訓練は片倉台小学校(児童数269人)との合同防災避難訓練で自治会世帯1586世帯(4,242人)が対象で 支援関係団体を含め870人以上が参加した

協力支援団体:
八王子市消防署北野出張所
柚木消防署(大型はしご車)
八王子市消防団
南大沢警察署
八王子市赤十字奉仕団片倉台分団
交通安全協会
八王子市役所
八王子市教育委員会

八王子市国際協会から留学生10名 中国・韓国・ネパール・スリランカ
(拓殖大・東京工科大・東京造形大・山野美容大・創価大学)
支援者:8名(八王子国際協会・他)

避難場所の校庭

 事前ミーティング:
9月28日13:30より会館にて片小学校・PTA・自治会役員・公園リーダー・赤十字奉仕団・安協・自主防により事前ミーティングを開催し、懸案事項についての確認討議を行った。
公的関係機関との連絡調整はもちろん・自治会と小学校との連携確認調整・訓練担当割り振り・公園ごとの事前班長ミーティングなど大変な作業がある。訓練を成功には事前のミーティングが大切だ。

事前ミーティング:9月28日
9月28日の事前ミーティング

当日の準備:
訓練に使用する防災用具用品の準備点検が大切で大変!
テント設営・ハタザオ設置・非常食炊飯設備設置など重量物もあり運搬設置に体力時間を要する。災害時には年配者だけでは心配が残る。若い人たちの参加とボランティアの支援が必要。
地域ごとのハタザオの準備:8:17am
ハタザオの準備

ガス釜の準備
ガス釜の準備
カマドの準備
カマド準備

防災用品の準備
防災グッズの展示準備

   
 校門での安否確認:
避難者は校区外の人も当然いる。災害時に避難場所にくる自治会外・校区外・通行人・外国人などどんな人がきても対応できる態勢が必要だ。
災害時にこの安否確認が重要になる。

校区外の児童の受付:先生とPTAが連携:8:39am
校区外児童の確認
 到着した避難者とグループ:

お孫さんの手を引いて時間前に到着した・・・避難準備情報・避難勧告でも率先して避難することは命を守る事につながるお手本です。






避難場所に近いグループは公園リーダーに誘導されて到着。


早いですねもう来ちゃった8:31am
早くも到着8:31
到着:9:02am
グループが到着
各地域から次々と集合
到着した公園リーダーは本部へ安否確認提出集計
















安否情報集計中


テーブルが足りない!が災害時は当然机などないかもしれない


















呼びかけに協力していただいたボランティアの皆さんによる飲料水のサービス。
災害時には応援支援ボランティアの呼びかけと呼びかけに応じてくれるボランティアが大切だ。














暖かったこの日は大人も子供も喉がが渇く。極寒・酷暑の災害にはどんな状態になるか。













公園リーダーが安否確認表を本部に提出:8:52am
安否リストを本部へ提出
本部では安否確認の集計を始める:8:52am
リスト集計中
ボランティアの皆さんの給水所支援

給水所のお茶サービス
 避難訓練会場:
消火器操作訓練のため大勢の消防団員のお世話になりました
消防署員・消防団34名の方が支援してくれました。

これだけ多人数の人に体験してもらうには多くの訓練用消火器と水の入れ替え作業が結構大変です。体育館脇で消火器の水の入れ替え作業に大忙しでした。


消防団員(訓練終了後)
会場
 
自分の命を守る事の大切さをこのAED操作・ 心臓マッサージの
体験を通して感じ知る事が出来る。
助けられる側から助ける側になるには大切な知識・体験だ。
消防隊員から説明を食い入るように聞く皆さんの真剣な顔が素晴らしい。

倒れていいる人の意識を確認
119番通報
心臓マッサージ
協力者をさがす
AEDの入手依頼
心臓マッサージの交代
などいろいろある
救急隊員が到着するまでのこれらの行動が命を救い社会復帰の助けとなる。


現在は人工呼吸は感染症の心配から実施しなくても良い。

これらの行為により患者が死亡したり障害が発生しても法律的に責任はない(免責)

AEDは大人用・小児用があるがPAD交換又はスイッチ切り替えタイプのものもある。

ショックを与える時は感電防止の為患者から離れる。周囲から人を離れさせる


消防隊員からの話を真剣聴く
隊員から説明を聞く住民
AED機器を知り、操作を学ぶ
AEDの説明を聞く
皆真剣な表情で隊員の説明に耳を傾むける
救急救命の話を聞く住民
  心臓マッサージを体験:
救急車やAEDが到着するまで又は回復するまで休みなく続ける事が必要。

結構力がいる。こんなに胸が凹むものかと初めて知る。

胸の骨が折れるかと心配する人がいるが折れてもいいんです。命を救うほうが先です。4〜5cm位凹むまで圧迫する。

胸骨圧迫をテンポ良く反復する。100回/分のこのリズムを覚える事も大切。

AED操作体験:
1分でも1秒でも早く
AEDは亡くなった人には使えない事も知っておくこと。この装置が自動的に判定します。
(名前の通り除細動器なので、かすかに動いている心臓の微細動を除く装置です。電気ショックにより微細動を除く事により通常の心臓鼓動を取り戻します。)
実際に自分で体験してみる
心臓マッサージの体験

留学生もAED 心臓マッサージ(胸骨圧迫)を体験
留学生も心臓マッサージを体験
 






1年生の児童も体験心臓マッサージ:

この子もあの子も小学生高学年から中学生になる頃にはきっとAED操作資格を取り人を救う人になって欲しい。






知識吸収が早い若い年齢から心肺蘇生やAED(除細動)操作体験学習経験は貴重で、救命法を脳細胞と筋肉にインプットすることは大切な事と言われています。













AED操作でのショック時には患者から離れる事も大切な事


















幼児のモデルに触ってみる1年生や未就学児童
命を助ける思いは記憶に残る

この経験を大切に!1年生でも命を救う体験をする
命を救う事が出来る胸骨圧迫を知る
児童も心臓マッサージ体験
AEDでショックを与える時、患者から離れるAEDを見学する児童
こんな小さなうちからも記憶に残る救命の思いと意識
幼児の命を救う体験

 





子供たちに大人気のはしご車体験:

はしご車体験1
はしご車乗車体験
はしご車体験2
長い順番待ち
はしご車体験 3

はしご車体験 4
ちょっとこわい?
 

煙体験:
火災時の煙は命を奪う。煙体験を通して煙の恐ろしさと避難方法を知る。
比較的下の部分が幾らか濃度がうすいので姿勢を低くして避難する。
















わずかな距離でも進のがものすごく大変なのが分かる。












もしもの時に身近な場所やバッグに透明な大きなポリ袋・水分を含んだタオルなどを用意したり携帯する。

大きなポリ袋(ゴミ袋)をかぶったり、水分を含んだマスク・タオルなどで口を覆い避難する

煙体験1:こわごわ入口に進む
煙体験ハウス
煙体験2:中はもっとすごいけむり
すごい煙!
煙体験 :煙に驚きこの表情3

びっくり顔!!
 






救出・担架搬送体験

車のジャッキは災害時に役に立つ











簡易担架のつくり方も知っておくと役に立つ




























児童の担架搬送体験


担架搬送時には進方向に対する患者の頭を考慮する。
進行方向が見えるように搬送する。
特に階段を降りる時は特に注意。頭が高い位置になるように搬送する。









リーダーも体験
















児童達だけの担架搬送
結構思いが頑張った。


















1:挟まれた人を助ける ジャッキによる救出体験
ジャッキによる救出体験の児童

2:毛布と物干し竿で簡易担架製作を知る
簡易担架のつくり方を教わる
3:傷病者を担架へ
搬送体験
4:傷病者を担架に乗せる
担架搬送体験の児童
5担架で搬送 結構重いです
班長・リーダーも担架搬送を体験
6担架搬送を児童も体験
児童だけの担架搬送






消火器操作体験:
災害時の初期消火は自分と家族の命を守るだけでなく地域全体を火災から守る非常に重要だ。大人も子供も要援護者も消火器操作を知れば大火災を事前に止め、大切な自分の命家族の命、地域の命を救う事になる








要援護者も率先して消火器体験。自分の命は自分で守る!






















親子で消火体験
未就学児童も1年生もこの消火器体験がきっと記憶に残り自分の命を守り人を助ける事が出来る人になってほしい。











男子児童でも消火器は結構重いが扱いに慣れる事が自分と家族をの命を守る

1:消火器操作体験に大勢の人が集まった
消火器操作体験コーナー
2:要援護者も自ら消火器操作し初期消火の体験

2:未就学児童も1年生もこの体験が人の命を守り助ける
消火器操作体験の親子
3児童の消火器操作体験
消火器操作体験する児童
 
 八王子市には約9,000人の外国人が居住し3、100人を超える留学生が地域の23大学等に在学する国際学園都市でもあります。その留学生(10名)も八王子市国際協会の支援により見学体験しました。
ネパール 4名:スリランカ 1名:韓国 3名:中国 2名
創価大学 3名
拓殖大学 3名
東京造形大学 1名
東京工科大学 1名
山野美容大学 2名




消火器操作体験

心臓マッサージ体験

担架搬送体験


消火器操作体験
留学生も消火器操作体験
心臓マッサージ体験
留学生も心臓マッサージを体験
心臓マッサージ体験
留学生の心臓マッサージ体験
心臓マッサージ体験
留学生の心臓マッサージ体験
搬送体験・後方も見学する留学生達
担架搬送体験する留学生

赤十字奉仕団の防災用品展には大勢の人が関心を示した。

順次一つずつでも備蓄したり設置して欲しいものばかりです。

まず命を守るものから準備しましょう。
家具転倒防止具は必須です。








災害時の一番の問題は排泄です。
飲食はなんとか我慢をしたり少なくともしのぐ事が可能ですが断水により水洗トイレは使用不能となると我慢には限界があります。飲まなくても食べなくても排泄は時間と共にきます。

簡易トイレ・携帯トイレはなんとしても備蓄しましょう。





災害時の非常食「アルファ化米炊出しを指導する赤十字奉仕団。
ボランティアの方の応援もあった。

災害時には炊出し用のエネルギー(ガス・まき)水・容器・器具の確保が大切。
手際のよい段取り・リーダーシップが求められる。





防災減災用品展示 1
防災用品展示コーナー
防災減災用品にも大きな関心が寄せられた 2
防災用品展示コーナー
ボランティアの方もお湯沸かしに協力
赤十字奉仕団
児童にアルファ化米炊出し体験指導する赤十字奉仕団
赤十字奉仕団

 






挨拶

 
挨拶 校長先生の挨拶
校長先生の挨拶
挨拶 消防署
消防署の挨拶

挨拶 警察署
警察署の挨拶
挨拶 自治会長
自治会長の挨拶


訓練時の体育館下駄箱:
児童の訓練最終時間の集合場所体育館下駄箱は見事なものでした。
整然とした下駄箱に感動!!
日常の指導訓練の成果がこれ”で分かる!
整然とした下駄箱

下駄箱
 反省会出席者:
自治会役員
片小校長・副校長
PTA
公園リーダー
安協
赤十字奉仕団
自主防隊員

訓練の問題点など次回に向けての改善案・問題点について発言討議がなされた。
反省会13:30~
反省会
 

災害はいつ発生するか分からない

受け入れる側の準備体制をいかに構築していくか。
想定できる項目から検討・改善・実施が重要

季節対策:暑さ・寒さ対策
天候対策:雨・風・雪などの対策
時期対策:夏休み・冬休み・平日・休日・正月・真夜中・朝方等の担当体制

災害を正しく恐れる知識・情報を関係者が共有し自分が助かる事が人を助けることにつながる


この訓練の詳細情報「防災情報新聞」で報道

「防災情報新聞」 ボランティア 活動でも掲載


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初版:2014年10月05日
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