1階 メインホール






○絵画・自分だけの世界  中澤 章

 私が初めて油絵の道具を購入したのは昭和36年のことです。従って、もう50年も油絵を描き続けていることになります。仕事をしていたころは日曜画家を心掛けていましたが、5年前に仕事を離れてからは”毎日画家”です。とは言っても毎日、絵を描いているわけではありません。気が向くと筆を持ち、油絵、水彩、デッサンをします。これまでに山下大五郎先生(立軌会)や横山了平先生(春陽会)の指導を受けてきましたが、山下先生からは「風を描く」、横山先生からは「マチエールを大切に」と教わってきました。趣味としての絵は、いつまでたっても自分の理想に届きません。しかし、真っ白いキャンパスに自分だけの世界が限りなく広がるのが楽しいのです。
                         中澤  章
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作品紹介
 1.八王子シリーズ

  1−1 御殿峠の春(油彩P10) {530×455o

 八王子市街から16号線旧道を横浜方面へ向かう途中の御殿峠。その上りきったところのサクラは見事です。この絵は、横浜方面から八王子に向かったアングルです。信号を右に曲がると絹の道へ出ます。



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