八王子市 片倉台自治会 HP部会 防災減災
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 災害時の知識

 その知識・動作・備えが命と財産を守る
大災害時には災害知識が命を守り、生還への道となる

■命に係わる家の倒壊や家具転倒するような地震では
恐怖で動けなくなる
立っていられない
四つん這いが精いっぱいである。
家屋から飛び出さないで様子を見るが倒壊の恐れが有るときは危険覚悟で外に飛び出す事も必要。

 今、直ぐできる事から始めよう!

家屋の耐震強度の確認
特に昭和56年以前の建物は確認が必要
阪神淡路大震災の倒壊家屋の70%以上は56年以前の建物でした。

転倒防止具の設置:タンス・大型家具・大型TV・ピアノ・など
阪神淡路大震災のよる死亡者の80%以上は家屋倒壊・家具の転倒による圧死でした。
寝る時は2階: 1階が倒壊しやすく2階が倒壊するのは少ない


ガス・・・・あわてて止めることはない
マイコンメーターは震度5弱以上の揺れで遮断装置が自動作動する。

大災害時には復旧に数か月要する事もある
数日から1週間位で復旧する電気を待つ間のエネルギーとして灯油利用の調理器や暖房器具の備蓄が必要。

水道・電気
震度5弱程度以上の揺れがあった地域では停電による断水が発生することがある。

◆ 災害時緊急時の給水所は鑓水給水所(大塚山 道了堂前です。

◆鉄道・高速道路
震度4程度以上の揺れの場合、安全確認の為運転見合わせ・速度規制・通行規制がある。 

◆通信
震度6弱程度以上で災害伝言ダイアル171、災害用伝言板が開設利用できます。
毎月1日に訓練テストが家庭から出来ます

◆EV(エレベーター)
地震管制装置付きEVは震度5弱程度以上の場合自動停止する。
最近EVは閉じ込められても外から鍵で開けられる鉤穴がある。

復旧には安全確認の為時間がかかる場合がある。最近EV内には緊急時に備え備蓄品が整備され始めている。

地震その時を想定して

@: 〜3秒

落ち着け  身を守れ  火元脱出口の意識

机や、テーブルに身をかくす・・・・頭・体の保護

非常口脱出口の確保

あわてて外へ飛び出すな・・・・壁や屋根瓦の落ちる

崩壊に巻き込まれそうなら怪我を覚悟で飛び出す事も必要

A:1〜2分:揺れがおさまったら  

津波・山・がけ崩れ危険が予想される地域ではすぐ避難

山崩れ、崖くずれに注意・・・山際や急傾斜地では早めの避難

弱い地震でもゆっくり揺れを感じた時は直ちに海浜から離れ高台や津波避難場所・ビルに避難

B:3分 みんな無事か? 

揺れがおさまれば火の始末を・・・ガス器具 ストーブ ガス器具の元栓、電気器具は電源プラグを抜く

火元を確認  あわてずに冷静に火災を防ぐ

火が出たらまず消火 大声で隣近所に声をかけ協力初期消火に努める

消火器をつかえ バケツリレー 

緊急連絡優先 消火・救出が難しい時は119  みんなで消火・救急活動

余震に注意

4:5〜10分

○ラジオ/TVをつけろ ラジオ、テレビ報道に注意して風評にまどわされない

○ラジオなどで津波情報を聞く

○TV・ラジオで国・自治体 市町村の情報を収集確認 

4:避難

○靴を履く 非常持ち出し品

○ガス元栓閉める。 ブレーカーを切る。

○行先をメモし玄関に (マジックインキ・紙・テープ)

○子供がいる場合は学校に迎えに行く

○必ず徒歩で避難 (車での避難は可能な地域か平時に確認が必要)

○荷物は必需品のみ背負うようにする

○狭い路地、塀ぎわ、崖や川べりに近寄らない

○ガラス・瓦の落下、ブロック・コンクリート塀・自販機の倒壊等にも注意

5:10分〜数時間

地域で協力 みんなで消火・救出 応急救護

6:〜3日間

○生活必需品は備蓄でまかなえ 平時の一般食料品備蓄でも可能

○市広報に注意

○壊れた家に入るな

○無理をするな

○がまんと助け合い・・・おもいやり…心遣い・・・お互いにたすけあおうという気持ちが出る

7:避難生活

○リーダーを中心にルールを守れ

○助けあおう

○災害時要援護者に配慮心遣いを

○女性リーダーへの協力配慮

8:自動車運転中では

○走行中に緊急地震を速報を聞いた場合はハザードランプをつけゆっくりと左側により停車する
○避難のさいはキーをつけたまま徒歩で避難

9:エコノミークラス症候群
○ もともとの病名は「肺血栓塞栓症」であり、昔からある病気。
◆トイレが使えない、水分がとれない。同じ姿勢で動かないなどの為


10:救出 :クラッシュ症候群に注意。 
◆長時間がれきなどに圧迫はさまれていた場合救出後容態が急変する。


11:平時の準備
:様々な想定をした準備をする。
〇電気ガスが止まる・水がでない・トイレが使えない・食べ物がない・ガソリン不足・病気怪我の薬がない・メガネや入れ歯がが無い・下着の交換がない・暑さ・寒さ・雨天・雪・風などの対応が出来ない

 災害時の弱者 要援護者を守る
災害時には健常者もいつ要援護者になるか分からない。助ける側から助けられる側にならぬように防災対策・防災知識情報に努めましょう
〇肢体不自由者 ・ 視覚障碍者 ・ 聴覚障碍者 ・ 知的障碍者・精神障害者 ・ 老齢者 ・ 幼児 ・ 外国人 
〇要援護者を受け入れする施設の確認

更新日:2011年3月04日
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